花火鑑賞士が花火の魅力を伝える講演
東京の神楽坂で花火の魅力を語ってほしいというオファーを頂きまして、2023年、今年初めての花火解説をさせていただきました。
今回は花火の打ち上げ会場ではないことと、神楽坂という歴史ある街での開催でした。そのため普段とは違い、特定の大会の解説ではなく東京の歴史を交えながら花火解説する構成にしました。
神楽坂コモンズ 1st まちなか交流イベントスペース
神楽坂のなかでも趣のある本多横丁、その一角にあるイベントスペース『神楽坂コモンズ 1st』。
書道教室や様々な催し物が開かれているこちらで、解説をさせて頂きました。
貴重な神楽坂の本や写真が飾られており歴史資料館のような場所です。90歳を超えるお客様を含め
幅広い年齢の方がいらっしゃいました。さぁ、解説のはじまりです。
本日の解説担当
本日、花火鑑賞士として登壇させていただきます私、瀧恭平と申します。
6月に着物を来た男。花火師じゃないよ、花火鑑賞士ですよ…というお馴染みにやりとりをして、
少しお客様とコミュニケーションを取れたあたりで解説スタート。
温かい拍手を頂きながら簡単に自己紹介と、花火鑑賞士という資格の説明を行いました。
オファー頂いたのは2時間の花火解説。夏の大曲で行うセミナーでも1時間弱のところを
今回は映画1本分ほどのお時間で解説です!
はい、お任せください!!
花火解説
せっかく解説するならと、古代ローマや中国文明から始めました。
花火の魅力を語る会なのに花火が出てこないという構成。
じっくりと時代背景を語ることで、今の花火を見るときの感動は大きくなるんです。
会場のお客様もどんどん花火の魅力に引き込まれていきました。
解説の途中でも質問して頂きました。熱心に聞いて頂いて嬉しくて、
ついついマニアックな話が始まるというのもライブだからこそ出来ることですね。
途中に休憩時間を挟みましたが、せっかくだからと質問してくださる方も大勢。
公演の最後は皆さまからの惜しみない拍手を頂きました。
90歳を過ぎたお客様は目を潤ませながら
随分と花火を見ていなかったけれど、思い出しました。
花火って素敵だなぁって気持ちでいっぱいです。
とありがたいお言葉を頂戴しました。2時間がんばった甲斐があります。
オファー頂きました神楽坂コモンズ1stさんからも
「とても内容が濃くて、素晴らしかったです。また是非お願いします」と言って頂きました。
花火の素晴らしさを伝えることができてよかったです。
解説のご依頼
日本花火鑑賞士会では、花火の魅力を発信する活動をしております。
花火の解説をお願いしたいという方は、お気軽に当会までお問い合わせください。